赤ちゃんの便秘にお悩みではありませんか?

便秘の原因や病院に行くタイミングもわからず、どのように対処したらいいか困ってしまいますよね。

そこでここでは、

  • 赤ちゃんの便秘とは
  • 便秘の原因
  • 便秘への対処方法

などを詳しくご紹介していきます。また、病院で受診するときのポイントなども併せてご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

※本記事内の情報は一般的な知識であり、症状の自己判断を促すものではありません。気になる症状がある場合、まずは医療機関に相談しましょう。

1. 赤ちゃんの便秘

赤ちゃんの便秘とは、いったいどのような症状なのでしょうか?ここでは、赤ちゃんの便秘について

  1. 通常の赤ちゃんの便
  2. 赤ちゃんの便秘とは

の2点に分けて解説していきます。

1-1. 通常の赤ちゃんの便

まずは、赤ちゃんの便が通常どのような状態なのか知りましょう。

赤ちゃんの便は、母乳を飲んでいる子とミルクを飲んでいる子で違いがあります。

  • 母乳を飲んでいる子
    …腸内のビフィズス菌が多いため便が柔らかく、比較的便秘を起こしにくい
  • ミルクを飲んでいる子
    …便の回数は少なく硬めの子が多い

上記を参考に、自分の赤ちゃんの便が通常と比べてどうなのか知っておいてくださいね。

では次に、赤ちゃんの便秘についてご説明していきます。

1-2. 赤ちゃんの便秘とは

赤ちゃんの便秘は、

  • 便が硬くなって3~4日以上でないとき
    ※3~4日に1度でも、苦しまずにスルリと出る場合は便秘ではない
  • 出ていたとしても、硬い便のとき

をいいます。

赤ちゃんの「便秘ぎみ」の目安は以下を参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの便秘ぎみの目安

【回数】
6ヶ月未満の赤ちゃん…1日平均2回未満
6ヶ月以降の赤ちゃん…1日平均1回未満


【状態】
・おなかが張っている
・便の粘り気が普段より強い
・排便が苦しそうで顔が真っ赤になる
・排便時に肛門が切れる

とはいえ、赤ちゃんのうんちの回数や硬さには個人差があるため、普段からよく観察しておくことが大切です。

ただし、

  • いつもと違う色やにおいの便が出た
  • 食欲がない、吐く

…などの症状が見られる場合には、早めに病院へ行って受診しましょう。

詳しくは、「4. 病院に行くべき赤ちゃんの便秘の症状」を参考にしてみてくださいね。

続いては、赤ちゃんの便秘の原因をご説明します。

2. 赤ちゃんの便秘の原因

赤ちゃんの便秘の原因には、主に以下の4つがあります。

赤ちゃんの便秘の主な原因

①成長とともに便の量が減る
②離乳食のスタート
③不規則な生活習慣
④厚着のさせすぎ

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

①成長とともに便の量が減る

赤ちゃんのからだの成長によって消化吸収能力が発達し、結果として便の量が少なくなることがあります。

目安をもとに、赤ちゃんの排便リズムをよく観察しておきましょう。

②離乳食のスタート

離乳食のスタートで授乳量が減り、水分不足となって便秘になってしまう可能性があります。

ただし、離乳食による便秘の場合は慣れや成長とともに改善していくことが多いので心配しすぎないでくださいね。

③不規則な生活習慣

野菜不足運動不足は、腸の動きが鈍くなり便秘につながってしまいます。

また、不規則な生活習慣による赤ちゃんのストレスも、腸の動きを悪くする原因になります。

④厚着のさせすぎ

厚着のさせすぎは赤ちゃんの動きを鈍くし、いきむときに必要なお腹の力の発達を妨げる可能性があります。

気温に合わせて、適切な服を着せてあげましょう。

赤ちゃんの便秘は、このような原因にきちんと対処していくことが大切です。

では次に、赤ちゃんの便秘の対処方法をご紹介します。

3. 赤ちゃんの便秘の対処方法

便秘への主な対処方法は以下の3つです。

  1. 食習慣の見直しと水分補給
  2. 運動やマッサージ
  3. 綿棒浣腸で肛門を刺激

それぞれを詳しくご紹介していきます。

3-1. 食習慣と水分補給で便秘解消

赤ちゃんの便秘を解消するためには、食習慣を見直すことが大切です。以下を参考に、便秘に良い食べ物を積極的に取り入れましょう。

便秘におすすめの食べ物
◇便秘予防
…バナナ、いちご、リンゴ、さつまいも など
◇便を柔らかくする
…トマト、みかん など
◇便のかさ増しで腸を刺激する
…ブロッコリー、オートミール など
◇腸を元気にする
…納豆、オリゴ糖など

授乳期の赤ちゃんの場合は、ミルクの銘柄を変えてみましょう。 成分の違いによって、便が出やすくなる可能性があります。

また、離乳食が始まった赤ちゃんには、上記と併せて

  • 白湯
  • 麦茶

などをあげてしっかりと水分補給をしてあげましょう。

加えて、市販の麦芽糖を取り入れるのもおすすめです。 腸が刺激されることで便が水分を取り込み、柔らかくなることで出やすくなる効果がありますよ。

続いて、運動やマッサージでの解消方法をご紹介します。

3-2. 運動やマッサージで便秘解消

運動やマッサージも、赤ちゃんの便秘解消におすすめです。以下の運動・マッサージの手順を参考にしてみて下さいね。

①自転車こぎ運動
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両足首を優しく持ってひざを曲げたり伸ばしたりする
★片方ずつ繰り返す
②「の」の字マッサージ

おなかの左下下腹部から肛門にかけて、手のひらでひらがなの「の」を書くように時計回りに2~3週マッサージする

★あまり力を入れず、やさしく行う

「の」の字マッサージは、

  • お風呂では石鹸
  • それ以外のときはベビーオイルなど

をつけてマッサージするとスムーズにできますよ。

運動やマッサージをするときは、反射で腸が動きやすい食後30分くらいにするのがおすすめです。

次は、綿棒浣腸の手順についてご説明します。

3-3. 綿棒浣腸で便秘解消

食事を見直したり、運動やマッサージを試してみても便秘が治らないときには、「綿棒浣腸」を試してみましょう。

綿棒で直接肛門を刺激することで、反動で腸が動き便が出やすくなります。クセになることもないので安心して試してみてくださいね。

綿棒浣腸のやり方

①ワセリンやクリームを綿棒につける
綿球がついている綿棒の先端部分につけ、滑りをよくする。


②綿棒の頭部分を肛門へ入れる
赤ちゃんの足を軽く持ち上げ、綿棒の先端が隠れるくらい(約1㎝)まで入れる。

※赤ちゃんが嫌がるようなときには無理にしないように。


③先端を下向きにして、優しく刺激する
 綿棒の先端を少し下向きにし、肛門の内側の壁をこするようにゆっくりと刺激する。

ご紹介した対処方法を参考に、赤ちゃんの便秘をなるべく早く治してあげたいですね。

続いては、病院に行くべき赤ちゃんの症状についてご説明していきます。

4. 病院に行くべき赤ちゃんの便秘の症状

赤ちゃんに以下のような症状が見受けられる場合は、早めに病院に行って受診しましょう。

赤ちゃんのSOSサイン
✔いつもと違う色やにおいの便が出た
✔お腹が張って、吐いてしまう
✔水分があまりとれない
✔激しく泣く、弱々しく泣き続ける
✔5日以上便秘が続いている

 赤ちゃんの症状をしっかり説明するためにも、

  • いつごろから続いているのか
  • どんな症状なのか
  • 熱や食欲について
  • 前回出たときの便の硬さ・量

など、様子を細かくチェックしておくことが大切です。

また、受診のときには以下の持ち物を用意しておくとスムーズですよ。

受診のときの持ち物リスト

・健康保険証

・母子健康手帳

・病院の診察券

・ミルク

・おむつと着替え

・筆記用具

・赤ちゃんのおもちゃ など

いざというときのためにも、赤ちゃんの様子をじっくり観察して適切に対応するための準備をしておきましょう。

5. まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介した便秘への対処方法を以下にまとめました。 

便秘への対処方法
・食習慣を見直す
・こまめに水分補給させる
・運動やマッサージをしてあげる
・綿棒浣腸で肛門を刺激する

また、便秘の原因となる

  • 不規則な生活習慣
  • 厚着のさせすぎ

などには気をつけましょう。

赤ちゃんの便秘に適切に対処して、赤ちゃんが便秘で苦しまないようにしてあげてくださいね。

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