毎日飲むお茶で美肌になれたらいいですよね。

お茶にはビタミンやミネラルなど様々な薬効成分が含まれていて、美肌に効果があります。

そこで今回は、美肌に有効な成分が含まれているオススメのお茶を以下の目的別にそれぞれ紹介します。

  • 美白、シミ
  • アンチエイジング(肌の老化)
  • ニキビ
  • その他肌荒れ

美肌に有効な成分が含まれているお茶だけを紹介するので是非参考にしてください。

1.お茶の美肌効果

お茶のなかでも特にハーブティーには、鎮静、抗酸化、抗菌などの様々な薬効成分が含まれていて、昔から薬として治療に使われてきました。

「ハーブ」と聞くと効果が薄いように感じるかもしれませんが、実はサプリメントの主要成分の一つがハーブで、美容サプリメントの多くに含まれています。

ハーブティーは、乾燥した葉を熱湯で抽出するため、溶出した水溶成分が作用を発揮します。ハーブティーに溶け出す水溶成分には、タンニン、フラボノイド、ビタミン、ミネラルなど美肌有効成分があり、消化管から吸収されます。

そのため、きちんとハーブの効能を調べて飲めば、美肌有効成分を摂取できるので美肌に効果的です。

さらに、ハーブティーは飲んで効果があるだけでなく、香りの効果もあります。

ハーブ特有の香りを出す精油成分の香りをかぐと、鼻から微量の揮発性成分が吸収され、脳まで到達し、アロマテラピー効果があります。
でも、サプリメントは、濃縮する過程で精油成分のほとんどが失われてしまうため、アロマテラピー効果はありません。
特にストレスや疲れが原因の肌荒れには、ハーブティーの香りも有効です。

2.肌の悩み別にお茶を選ぶ

ハーブを利用した植物療法では、悪い症状だけを取り去るのではなく、その症状の根本的な原因を探って改善します。

たとえば、「ニキビを消したい」のであれば、リンパや老廃物の滞りが原因のことが多いので、老廃物をデトックスする作用のあるお茶を選びます。

また、肌の老化が気になるなら、体を酸化させる活性酸素が原因なので、抗酸化作用のあるフラボノイドを含むお茶を選びます。

このように、美肌効果のあるお茶でも、肌の悩みごとに選び方が変わります。

次項では、肌の悩み別に有効なハーブティーを効能とともに紹介するので参考にしてください。

POINT
ハーブによっては、使用制限があるので、妊婦や治療中の病気がある方、小さい子供にも飲ませる方は、注意して飲む前に調べましょう。

3.美肌に有効なお茶

ここでは、「美白」、「ニキビ」、「アンチエイジング」など肌の悩み別に有効なお茶を紹介します。

3-1.美白に効くお茶

美白には、「ビタミンC」 が有効です。
ビタミンC はシミを作るメラニン色素の生成を抑える働きがあります。

ローズヒップティー

ローズヒップはワイルドドックローズから取れる実です。ビタミンCの他、A、B、D、E、Kなどを多く含み「ビタミンの爆弾」と呼ばれています。特にビタミンCはレモンの約10倍。メラニンの生成を防ぐ働きがあるので、日焼け予防や、シミの予防に効果的です。
スーパーなどで手に入るので飲みやすいハーブティーです。

◇作用:利尿、収れん、保湿
※収れん:皮膚などを引き締める
◇主要成分:ビタミン類、タンニン、ペクチン

エリカティー

別名「ヒース」とも呼ばれるエリカティーは、シミの元となるメラニン色素の合成を抑えるアルブチンを含み、メラニン生成を阻害し、シミを予防する効果が期待できます。

作用:収れん、鎮静、抗菌、利尿
◇主要成分:ヒドロキノン配糖体、アルブチン、タンニン、フラボノイド

3-2.アンチエイジングに効くお茶

アンチエイジングには、活性酸素を取り除く「抗酸化作用」のあるお茶が効きます。

ルイボスティー

南アフリカ原産で古くから健康茶として重宝されてきました。からだをサビつかせる活性酸素を取り除く、抗酸化物質フラボノイドを豊富に含み、肌細胞の老化を予防します。毎日続けて飲むことでアンチエイジング効果が望めます。
ルイボスティーも手に入りやすいハーブティーです。

◇作用:強壮、抗酸化、抗アレルギー、代謝促進
◇主要成分:フラボノイド、ルチン、アスパラシン

POINT
前項で紹介したビタミンCたっぷりの「ローズヒップティー」、次項で紹介する女性ホルモンのエストロゲンと似た作用を持つ成分や抗酸化物質フラボノイドを含む「レッドクローバーティー」も、年齢を重ねた肌にオススメです。

3-3.ニキビに効くお茶

ニキビの原因は様々です。老廃物や毒素を取り除いたり、ホルモンのバランスを整える作用のあるお茶がおすすめです。

レッドクローバーティー

レッドクローバーの花は、1930年代には胸部、卵巣、リンパ腺のがん治療に使用されてきました。女性のホルモンバランスを調節する働きがあります。抗炎症作用、鎮静作用もあります。

◇作用:抗菌、抗炎症、緩下、催乳、沈静、ホルモン様
※緩下:腸の運動を促し、穏やかな作用で便秘を解消する
※催乳:母乳の分泌を促進する

◇主要成分:フェノール配糖体、フラボノイド、クマリン、シアン配糖体、サリチル酸塩、フラボン類、イソフラボン類
◇注意点:妊婦や子供への使用は避ける

ネトルティー

ビタミンや鉄分、カルシウム、マグネシウムなど体に必要な栄養素を豊富に含み、浄血、増血、抗炎症作用に優れています。血液の汚れをきれいにする働きがあります。野菜不足、ビタミン不足による肌荒れに効果的です。肌荒れ、ニキビ予防に、ネトルティーを化粧水として使ってもOK。

◇作用:抗アレルギー、強壮、利尿、浄血
※浄血:血液の汚れをきれいにする
◇主要成分:フラボノイド、クロロフィル、ステロール、ビタミン類、葉酸、ミネラル
◇注意点:妊婦や子供への使用は量に注意

クリーバーズティー

春先に北米やヨーロッパの道端で見かけるハーブ。利尿作用があり、リンパ系を刺激して体の毒素や老廃物を泌尿器系から排出させる効果が高いのでニキビに有効です。生の葉は、日焼けややけどなどの炎症を和らげる湿布剤にもなります。

◇作用:利尿、体質改善、消炎、収れん、抗腫瘍、強壮
◇主要成分:タンニン、クエン酸、赤色色素、配糖体、サポニン、クマリン

3-4.肌荒れに効くお茶

その他肌荒れ全般に有効なお茶を紹介します。

ハトムギ茶

日本ではイボ取りの薬として使われてきた和のハーブです。肌のビタミンと言われるビタミンB1、B2やアミノ酸を豊富に含みます。体の生理機能を活性化し、老廃物を体の外に出す働きがあり、むくみや水太りにも効果的。肌荒れを防ぎなめらかな肌に整えてくれます。
薬局にも売っているので手に入れやすいお茶です。

◇作用:美肌、利尿、消炎、排膿、鎮痛、代謝促進
※消炎:炎症を鎮める
※排膿:化膿した部分の膿を除去する

◇主要成分:コイクセラノイド、デンプン、タンパク質、アミノ酸、脂肪酸、ビタミン類

ジャーマンカモミール

炎症を鎮める消炎作用や鎮静作用を持ち、肌の炎症やトラブル、美肌作りに効果的。湿布にも使われ、ジャーマンカモミールのハーブエキスが配合されたスキンケアコスメも多いです。

◇作用:消炎、鎮静、鎮痙
※鎮痙:筋肉のけいれんを鎮める
◇主要成分:カマズレン、ビサボロール誘導体、ビサボレン誘導体

イエロードックルート

薬用ハーブとして長い歴史を持ちます。優れた抗菌作用があり、かぶれやかゆみ、ニキビなどの皮膚疾患の炎症を和らげてくれます。

◇作用:浄化、緩下、胆汁分泌促進、収れん、利尿、強壮、抗菌
※緩下:腸の運動を促し、穏やかな作用で便秘を解消する
◇主要成分:シュウ酸、タンニン、鉄、アントラキノン配糖体
◇注意点:腎臓結石の既往症のある人は注意。子供への使用は避ける。

マリーゴールド

古代エジプトでは、若返りの薬として利用されていました。婦人科系の不調を緩和します。炎症を鎮める抗炎症作用に加え、粘膜を修復する作用があります。傷や、やけど、日焼けの手当てに湿布や軟膏などでも使われます。

◇作用:防腐、収れん、抗ウィルス、ホルモン様、抗炎症、発汗、解毒、利尿
◇主要成分:精油、カロチノイド、樹脂、フラボノイド

4.まとめ

紹介したお茶をまとめました。

  • 美白

ローズヒップティー
エリカティー

  • アンチエイジング

ルイボスティー

  • ニキビ

レッドクローバーティー
ネトルティー
クリーバーズティー

  • 肌荒れ

ハトムギ茶
ジャーマンカモミール
イエロードックルート
マリーゴールド

飲んでみたいお茶はありましたか?
ハーブティーは香りも癒されてリラックスできますよね。自分の症状に合ったハーブティーを選びましょう。

気になるハーブティーを2種類、3種類ブレンドして飲むのもオススメです。

美肌にいいお茶を理解したら、美肌にいい「食べ物」も「目的別!毎日の食事で美肌になれる10の栄養素と食べ物」で確認して、体の内側からキレイになりましょう!

また、お通じに効くお茶を「便秘に効くお茶5選|ムリなく便秘を解消できるお茶の選び方」でまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。