お子さんの便秘でお悩みではありませんか?

「何日か排便してない…」
「排便していても、辛そう…」

どのように対処してあげたらいいのかわからず、困ってしまいますよね。

そこでここでは、

  • 幼児の便秘とは​
  • 幼児の便秘の原因
  • 幼児の便秘の解消法

など詳しくご紹介していきます。

また、病院で受診するときのポイントも合わせてご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

※本記事内の情報は一般的な知識であり、症状の自己判断を促すものではありません。気になる症状がある場合、まずは医療機関に相談しましょう。

 

1.幼児の便秘の目安とは 

幼児(1歳~5歳)の便秘の目安は1週間に3日うんちが出ないことです。

また、以下のようないつもと違ううんちの状態や子供の様子も、便秘の可能性がありますよ。

◆うんちの状態

・どんぐりやうさぎの糞のようにコロコロしている

・子供のこぶしくらいの大きさ

・黒ずみやひび割れがある

・うんちに血がついている

・うんち、おならが異常ににおう

・親指くらいの量しか出ない


◆子供の様子

・強くいきんでるのに出ない

・排便後、おしりが切れて血が出る

・おなかが張っていて、痛いと訴える

・両足をクロスさせ、何かにつかまり我慢している

幼児のうんちの回数や状態には個人差があるため、普段からよく観察してあげることが大切です。

ただし、「3日連続で出ない・激しい痛みがある・吐く」などの症状がある場合は、早めに病院へ行きましょう。詳しくは「4.病院の行くべき幼児の便秘の症状」でご紹介します。

では、なぜ幼児は便秘になってしまうのでしょうか?
 

2.幼児の便秘の原因

幼児の便秘の原因は大きく以下の3つに分けることができます。

  • 不規則な生活習慣
  • 食生活の変化
  • トイレ嫌い

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

①不規則な生活習慣

不規則な生活が便秘の原因につながります。

  • 運動不足
  • 食事の時間がバラバラ
  • 就寝、起床時間が遅い
  • 朝ごはんを抜くことが多い

…といった乱れたリズムで生活していると、腸の運動が低下して排便が難しくなってしまいます。

生活の変化が原因のことも
引っ越しや入園、旅行や帰省などの生活の変化がストレスとなって、便秘を引き起こしてしまう場合もあります。

②食生活の変化

幼児期は、年齢によって食生活に様々な変化がおきますが、そのタイミングで便秘になってしまうことがあります。

幼児食がスタートして固形のものが多くなると、水分不足となって便秘になる可能性があります。また、

  • 栄養バランスが乱れている
  • 野菜嫌いになって食物繊維が不足する

…といったことが便秘を引き起こす場合もあるため、子どもの食生活をいま一度見直してみましょう。

③トイレ嫌い

子どもの「トイレ嫌い」により、便秘になってしまうことも。

子どもがトイレを嫌う具体的な理由としては以下のようなものがあります。

  • ストレス、緊張:
    うんちができないと怒られる
    トイレが暗くて怖い など
  • 痛みへのトラウマ:
    前回の排便時に感じた痛みがトラウマになっている など

こうしたトイレへの恐怖心があると、ついうんちを我慢してしまい便秘につながってしまうのです。

子どもがリラックスさせてトイレできるように心がけてあげることも大切ですよ。

心当たりがある原因はありましたか?次からは、こうした原因から起きる幼児の便秘の解消法をご紹介します。

3.幼児の便秘の解消法

幼児の便秘を解消するにはさまざまな方法を、以下の順番でご紹介します。

一つ一つ詳しく見ていきましょう。

3-1.生活習慣から幼児の便秘を解消

生活リズムが乱れている場合、規則正しい生活リズムを作ることが大切です。

  • 早寝早起きを心がける
  • 朝・昼・夜の食事の時間を決める

…など、規則正しい生活を心がけましょう。

◆決まった時間にトイレに行く習慣をつける
…時間にゆとりがあるときトイレに行き、排便リズムを作る。
 
◆朝起きたら1杯の水
…飲んだ水で腸が目覚め、水の一部がうんちに届き、やわらかくなる。

◆運動をさせてあげる
…子供を仰向けにさせ、自転車をこぐように脚を上下に動かしましょう。 太ももでお腹を押すように動かすと、腸が刺激され効果が高くなります。

また、腹巻きをすることもおすすめです。 

お腹をあたためることで腸の働きが促進されますよ。普段から腹巻きをする習慣をつけましょう。

3-2.食事で幼児の便秘を解消 

幼児の便秘を解消するには、食生活の見直しも大切です。子どもが便秘のときは、以下の便秘にいい食べ物を積極的に取り入れましょう。

便秘におすすめの食べ物

◆オリーブオイル

・スムーズな排便を促す。

・調理はもちろん、1日小さじ1~2杯摂るだけでもOK。

 

◆オリゴ糖が多い食べ物

・腸のはたらきを活発にする。

・バナナ、キャベツ、みそ、しょうゆ…など

 

◆食物繊維が多い食べ物

・うんちの量を増やす。

・豆類、いも類、海藻、きのこ類…など

こうした便秘にいい食べ物をとりいれながら、タンパク質やミネラルなども含めて栄養バランスのとれた食事を心がけてくださいね。

3-3.トイレ嫌い対策で幼児の便秘を解消

「トイレ嫌い」な子は、トイレに対して以下のようなマイナスな感情を抱いています。

  • うんちが出なくて怒られたストレス
  • 暗くて狭い場所への恐怖
  • 排便時の痛みに対するトラウマ

これらをなるべく取り除き、リラックスしてトイレにいられるようにしてあげましょう!

トイレ嫌い対策①
うんちが出せなくても怒らない

トイレトレーニング中だと、お母さんもつい厳しくしてしまうことが多いのではないでしょうか。

たとえうんちが出なくても、お母さんはなるべく焦らない・怒らない・笑顔でいる…ということを意識してあげましょう。

トイレ嫌い対策②
リラックスさせてあげる

暗くて狭かったり、ときに寒かったりするトイレに対して子どもが恐怖を抱いている場合は、

  • トレーニング中は電気をつけておく
  • 好きなキャラクターのポスターをトイレに貼る

…などといった方法で、トイレをリラックスできる場所だと思わせてあげることが大切ですよ。

トイレ嫌い対策③
排便をうながすマッサージ

子供のお腹を「の」の字マッサージしてあげましょう。

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①仰向けに寝かせる
②手のひらを使って「の」の字を描くようにマッサージする

1日5分くらい腸を刺激するように少し力を入れましょう。 ベビーオイルなどで滑りをよくしてあげてくださいね。

 

最後に、病院に行くべき幼児の便秘の症状についてご紹介します。

4.病院に行くべき幼児の便秘の症状

便秘が続いていると、家庭での対処だけでは解消することが難しくなってしまいます。

以下のような症状がある場合は、早めに小児外科や便秘外来を受診するようにしてください。

  • 3日連続でうんちが出ない
  • 激しい痛みがあっても、しばらくすると落ち着く
  • 排便したときに出血がある
  • 吐き気がある
  • 激しく泣く
  • 顔色が悪い

病院に行くと、問診・触診のあとに必要に応じた検査が行われます。また浣腸をして腸に溜まっているうんちをすべて出し、一時的ですが便秘を解消してくれます。

万が一病院にかかったときに、便秘の状態をしっかり説明するためにも、以下のことには普段から気を付けてチェックしておきましょう。

普段からチェックしておきたいポイント
・いつごろから続いているのか
・どんな症状なのか
・熱や食欲について
・前回出たときの便の硬さ・量

また、観察日記をつけてみるのもおすすめです。

◆うんちの観察日記をつける

「最近、子供のうんちが気になる…」と感じるようになったら、以下のようなうんちの観察日記をつけてみましょう。

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上記の表のように、

  • 食事内容
  • うんちの状態
  • うんちの出た時間、回数
  • その日の出来事

…などを記録することによって「〇〇を摂ると便通がよい」「発表会前は便秘になりがち…」など傾向が見えてきます。 また、病院へ受診するときも役に立ちますよ。

5.まとめ

いかがでしたか?

お子さんの便秘を適切に対処して、便秘で苦しまないようにしてあげてくださいね。
最後に幼児が便秘になってしまったときの解消法のおさらいです。

また、お母さんの便秘についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
産後の便秘の原因と解消法5選|薬に頼らず自然なお通じをうながす方法

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