生理予定日はまだ先なのに、お腹の痛みや張りなどを感じたことはありませんか?
それは「排卵日が近い」サインかもしれません。

妊娠したい人にとって排卵日はとても大切なもの。症状も含めてしっかり把握しておきたいですよね。

そこでここでは、

  • 月経周期の身体の変化
  • 排卵日の症状
  • 排卵日の予測の仕方

などを詳しくご紹介していきます。

体調の変化を憂鬱に思わず、自分の身体と上手に付き合っていきましょう!

1.排卵日の身体の変化

妊娠を考えている方や妊活中の方にとって気になる「排卵日」。

まずは、そもそも排卵日とは?なんで妊娠と関係があるの?…という部分から詳しく知っていきましょう。

1-1.排卵日とは

「排卵日」とは、卵巣で作られた卵子が、卵巣の外に放出される日のことを言います。

放出された卵子は卵管を通って子宮へとたどり着き、場合によってそれぞれ以下のような結果になります。

  • このタイミングで受精した場合
    =着床して妊娠
  • 受精しなかった場合
    =卵子は消滅し、子宮内膜が剥がれ落ちる(月経)

では、排卵日と妊娠はどのような関係があるのでしょうか?

1-2.排卵日は妊娠しやすい?

排卵日前後は妊娠しやすい時期と言われています。というのも、排卵日が近い体では、

  • おりものの量が増えてアルカリ性になる
  • 子宮の位置が下がる

…といった変化が起きており、精子がスムーズに動ける状態となっているのです。

妊娠の確率が上がる時期
卵子の寿命は約24時間と言われており、妊娠にもっとも適した期間は排卵日の前後3日間。この間にタイミングを取ることができれば、妊娠の確率が上がりますよ。

つまり妊娠を希望している人にとって、排卵日を把握するのはとっても大切なことだと言えます。

では、排卵日にはどのような症状が起きるのでしょうか?

2.排卵日に見られる症状

排卵日に表れる症状やその重さは人によってさまざまですが、なかでも代表的なものをご紹介していきます。

気になるものや、あてはまるものをチェックしてみてくださいね。

2-1.お腹の痛み・張り

排卵日が近づくと感じる痛みを「排卵痛」と呼び、左右どちらか、もしくは両側の子宮に痛みを感じます

これは卵胞(卵子が入っている袋のようなもの)が大きくなるのが主な原因。

また、排卵後は「黄体」という卵胞が変化したものが卵巣に残り、この影響で卵巣全体が少し腫れたような状態になるのも原因の一つです。

排卵出血
卵胞から卵子が放出されるとき少量の出血を伴うことがあり、これは排卵出血と呼ばれています。
大量に出血したりしなければ、心配する必要はありません。

2-2.胸の張り

排卵日が近づくと「胸の張り」を感じる人もいます。

これは、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが排卵日の数日前から増えていき、その作用によって乳腺が発達するためです。

人によっては下着がきつく感じるほど張ることもあり、月経が始まるまで続く場合もあります。

プロゲステロン(黄体ホルモン)とは

女性ホルモンの一種で、体温を上げたり子宮内膜をふかふかにするなど、妊娠や出産にかかわる重要な働きをしています。

2-3.基礎体温の上昇

女性の体は月経→卵胞期→排卵期→黄体期の順にサイクルしており、ほんの少しですが、体温もこの月経周期の間に変化します。

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月経~卵胞期は36.5℃前後ですが、排卵期になるとガクっと体温は下がり、黄体期にかけては36.9℃あたりまで上がったままになります。

低温期と高温期
月経~卵胞期までは低温期、黄体期は高温期と呼ばれています。

この低温期と高温期の境目が排卵日。高温期が20日以上続くようであれば、妊娠の可能性があると覚えておきましょう。

基礎体温の計り方は記事下部の「3-1.基礎体温で予測」を参考にしてみてくださいね。

2-4.おりものの変化

排卵期のおりものには、以下のような特徴があります。

  • 透明でとろみがある
  • 指でつまんで伸ばすと、10センチ近く伸びる

このようなおりものの変化があれば、排卵日が近いと言えるでしょう。

POINT
排卵日が終わるとおりものの量は減り、白っぽいベタベタしたものに変わります。

おりものは月経周期にともなって量や質が変化します。気になる時期にはきちんと確認しておきましょう。

2-5.排卵日のその他の症状

人によっては、以下のような症状が現れる場合もあります。

  • 手や足のむくみ
  • 便秘
  • 眠気やだるさ

これらの症状もここまでで紹介した症状も、生理的なものなので時期が過ぎればおさまります

しかし生活に支障が出てしまうほどの症状であれば婦人科に相談してみましょう!詳しくは記事下部の「4.症状を不安に感じたら」をチェックしてみてくださいね。

次は、排卵日を正しく知る方法をご紹介します。

3.排卵日を正しく知る方法

ここからは、排卵日を予測する方法についてご紹介します。

排卵日を予測する方法
① 基礎体温で予測する
② 排卵検査薬で予測する
③ 病院検査で予測する

排卵日を予測できると、症状への対策がしやすくなるだけでなく生理周期も把握でき、体調の変化に気づきやすくなりますよ。特に、妊娠を望んでいる方はぜひ試してみてくださいね。

3-1.基礎体温で予測

基礎体温での予測は、いくつかある予測法のなかでも生理周期の身体の変化を特に感じやすい方法といえます。

排卵日を把握するために、まずは自分の体温の変化を記録しましょう。

基礎体温は朝起きてすぐ、布団に入ったまま計ります。注意するポイントは、以下の3点。

・動いたりせず、すぐに計る
・毎朝同じ時間に行う
・最低でも1~2周期続けて記録する

「2-3.基礎体温の上昇」で紹介したグラフを目安に、体温が綺麗な2相に分かれているか確認しましょう。

普通の体温計でも計れないわけではありませんが、基礎体温を計るときは専用の体温計を使ってくださいね。

薬局でも簡単に購入できますし、スマホアプリと連動できるタイプなら記録も簡単ですよ。

◆おすすめの体温計
婦人用電子体温計MC-662LC(オムロン)

オムロンの婦人用電子体温計MC-652LCなら、平均10秒の予測検温機能・アプリとの連動・ケースからの出し入れで電源のオンオフ可能など、忙しい朝にも便利でおすすめです。

商品詳細

婦人用電子体温計MC-652LC

メーカー名:オムロン

価格:オープン価格

買える場所:薬局、ネットストアなど

特徴:無料連動アプリ配信あり、電池交換可

 

公式サイトを見る

3-2.排卵検査薬で予測

排卵検査薬は、女性ホルモン量の変化を利用して排卵のタイミングを知ることができるアイテムです。

排卵検査薬は、日本製と海外製の2種類が販売されており、それぞれ買える場所が違います。

排卵検査薬の種類

日本製…薬剤師のいる薬局・ドラッグストアで入手可能

海外製…インターネット通販のみ入手可能

価格は海外製の方が断然安く量も多いのですが、初めて使うのであれば取扱説明書が日本語で書いてあったり、メーカーの電話相談窓口があったりする日本製を選ぶといいですよ。

◆チェックワンLHデジタル(アクラス)

アクラスのチェックワンLHデジタルは、もっとも妊娠しやすい2日間を予測できます。

液晶ディスプレイにマークが表示されるデジタル方式のため「判断が難しそうでちょっと…」という方におすすめです。

商品詳細

チェックワンLHデジタル

メーカー名:アクラス

価格:

 5回分:2.800円(税別)

 10回分:3.800(税別)

買える場所:取扱店舗(薬剤師不在時は購入不可)、通販

特徴:排卵日2日間を予測、デジタル方式

 

公式サイトを見る

3-3.病院検査で予測

基礎体温や排卵検査薬でのセルフチェックの他に、婦人科や不妊専門のクリニックでも排卵日の検査を受けることができます。

検査では卵胞の様子を超音波検査で見てもらえるので、その日のうちに結果を知れるのもポイントですね。

  • 事前に電話で検査が可能か、予約はできるか
  • 基礎体温表が必要かどうか
  • 保険が適用されるか

病院での検査を受ける時は以下の3点を確認しておきましょう。

保険適用外?

初回費用は診療代+2.000円程度です。しかし、排卵検査は不妊治療の一環という扱いのため、2回目からは保険がきかず全額負担になってしまう場合もあるので注意しましょう。

「受診しようと思ったら検査を行っていなかった」
「人気で数か月先まで予約がいっぱい」
などの状況に慌てないためにも、疑問があればキチンと聞いておくことが大切ですよ!

最後に、排卵日の症状を不安に感じたときの対処法についてご紹介します。

4.症状を不安に感じたら

排卵日の症状で、

  • 排卵出血の量が多い、4日5日と長く続く
  • 排卵痛が耐えられないほど痛む
  • おりものが黄色っぽい・ぼそぼそしている

…などの重い症状や不安を感じたら、恥ずかしがらずに病院で検査をして貰いましょう。

◆産婦人科に行きづらい方は…

「それでも婦人科は行きづらい…」という方は、女医さんが対応してくれる病院を選ぶと受診しやすいですよ。

まずは電話で症状を伝えたり相談したり、万が一のことも考えて、早めに動きましょうね!

妊娠を疑うのならば、妊娠検査薬を使ってみるのもいいですね。別記事の「おすすめの妊娠検査薬9選|早い時期から使える商品や正しく測る方法まで全解説」をチェックしてみてくださいね。

5.まとめ

排卵日について知ることはできましたか?では、排卵日の症状をおさらいしておきましょう。

排卵日の症状

・お腹の痛み(排卵痛)、張り

・胸の張り

・基礎体温の上昇

・おりものの変化

さらに人によっては、むくみ・便秘・眠気やだるさなど様々な症状が起こります。

定期的な不調を「病気かも」「妊娠した?」と感じている人も多いかと思いますが、女性としての身体がきちんと機能している証拠なので、安心してくださいね

何か不安なことがあれば、婦人科などへの相談も大切ですよ。

排卵日をしっかり認識して、自分の身体と向き合っていきましょう!


◆参考文献:
松村圭子 著『女性ホルモン美バランスの秘訣』大泉書店
小川隆吉 監修『いちばんためになるはじめての妊娠・出産』成美堂出版
武谷雄二 監修『最新決定版 はじめての妊娠・出産: 妊娠から出産までの気がかり&不安を解消!』学研パブリッシング

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