妊娠20週目に入り、妊娠生活も折り返し地点となりました。赤ちゃんに会うのがますます楽しみな時期になりましたね!

様々な体調の変化を感じている妊婦さんが多いのではないでしょうか。

体重の増加であったり、身体の不調を感じたりと不安が多い妊婦さんもいらっしゃると思います。

そんな妊婦さんのために、妊娠20週目での赤ちゃんとお母さんの状態や生活習慣などについてご紹介していきます。

1. 妊娠20週目の様子と変化

妊娠20週目は、羊水のなかで赤ちゃんが動き回り、多くのお母さんがその胎動を感じ始め、お母さんとしての実感がわいてくる時期です。

しかし、その一方で「マイナートラブル」と呼ばれる妊婦さん特有の体調不良にも悩まされてしまう人も多くなります。

では、この時期の赤ちゃんとお母さんの状態について、詳しく見ていきましょう。

1-1. 妊娠20週目の赤ちゃん

20週目の赤ちゃんは、170mm~230mmほどで、220g~350gの重さがあります。

羊水の中で動き回るようになり、身体自体はまだ痩せているものの、眉毛が生え始めてきたり…と身体のあらゆる部分が発達してくる時期です。

男の子か女の子か、そろそろ判別がつくようになります。


1-2. 妊娠20週目のお母さん

妊娠20週目頃の子宮底長は、およそ19~25cmで、ほとんどのお母さんが胎動を感じる時期になります。

しかし一方で、「マイナートラブル」という以下のような妊婦さん特有の体調不良に悩まされるようにもなります。

妊娠20週目頃のマイナートラブル
・便秘や痔、腹痛
・足がむくむ、つりやすくなる
・乳房が大きくなって乳首がちくちくする
・皮膚に色素沈着しやすくなる
・歯茎が弱くなる
・動悸や息切れ
…など

20週目を過ぎると子宮は週に1cmの速さで大きくなっていきます

また、妊娠20週目頃からは食欲がとても増してくるので、しっかりと体調を管理しましょう。

続いて、こうしたマイナートラブル以外で気をつけたいトラブルについてご紹介します。

1-3. 妊娠20週目のトラブル

妊娠20週目では「切迫流産」の兆候が見られることがあります。

以下のような症状がある場合には、切迫流産である可能性が考えられます。

切迫流産の可能性がある症状
・出血を伴う腹痛
・お腹の張り
・おりものが多い
…など

上記のような症状がある場合には、まずは安静にして、すぐに病院に連絡するようにしましょう。

赤ちゃんがお腹のなかで生きていて、お母さん自身の身体を安静な状態にしていられれば、妊娠を継続することができますよ。

続いては、妊娠20週目の過ごし方についてご紹介します。

2. 妊娠20週目の過ごし方

ここでは、妊娠20週目の過ごし方を、

妊娠20週目の妊婦検診
日常生活で気をつけること
妊娠中の食事について
仕事のポイント

の4つに分けて、妊娠20週目を快適に過ごすポイントや、注意点について解説します。
 

2-1. 妊娠20週目の妊婦検診

 

妊娠6ヶ月(20~23週目)までは、4週間に1回のペースで検診に行くようにしましょう。

この時期の健診では、主に以下の様な検査が行われますよ。

妊娠6ヶ月目の検査メニュー
・問診、内診、体重、血圧測定
・尿検査
・腹部超音波検査
・経腟超音波検査
・浮腫検査
・腹囲、子宮底長測定
・乳房の観察 など

超音波検査ではお腹を出すので、

  • 着脱しやすいゆったりとした服装
  • 上下が分かれている服装

がおすすめです。さらに、ストッキングやスパッツは避けて靴下にすると着替えが楽になりますよ。

また顔色や肌の様子からも健康状態をチェックするので、なるべくノーメイクかナチュラルメイクで、ばっちりメイクは避けましょう。

◆妊婦検診の持ち物

検診の際は以下のものを持っていきましょう。

妊婦検診の持ち物
・母子健康手帳
・診察券
・公費補助券
・保険証
・お金(5,000円~15,000円程度)
・メモ用紙、筆記用具
・生理用ナプキンやおりものシート

メモ用紙や筆記用具を持参し、お医者さんに言われたことをきっちりメモしておくのがおすすめです。

また内診や超音波検診のあとに出血することがあるため、生理用ナプキンを持参しておくと安心ですよ。

2-2. 日常生活で気をつけること

妊娠20週目からは、お母さんの体重管理がとても重要になってきます。

この時期に体重が増えすぎてしまうと、妊娠後期での体重管理が難しくなり「妊娠高血圧症」などのトラブルが起こることがあります。

以下のような体重管理のコツを実践しながら、体重をしっかり調節していきましょう。

体重管理のコツ
① 体重は毎朝チェック(朝食前)
② 1日の食事量を記録(食べすぎ防止)
③ 全身運動で代謝をあげる
④ ストレスをためない
⑤ 生活リズムを整える

ちなみに、体重を記録をする際には、BMI値も一緒に記録することで、自分にとって最適な体重の増加量を知ることができます。

  • BMI値
    = 妊娠前の体重(kg) ÷ ( 身長 (m) )²
BMI値 最適増加量
18未満 10~12kg
18~25未満 7~10kg
25以上 5~7kg

 
最適な体重の増加量をオーバーしてしまっている場合は、お医者さんなどに相談してみると的確なアドバイスをもらえます。

次は、妊娠中の食事についてご紹介します。

2-3. 妊娠中の食事について

妊娠20週目は食欲が増して太りやすく、多くのお母さんが体重管理に苦戦する時期です。

・3食規則正しい食生活をする
・栄養バランスのよい食事をとる
・低カロリー、高たんぱくなメニュー

…といったことから食生活を見直して、体重の増え過ぎやマイナートラブルなどを防ぎましょう。おすすめの食べ物は以下の通り。

積極的に摂りたい栄養素
《葉酸》
・鶏レバー、枝豆、モロヘイヤなど
…妊娠中の貧血予防、赤ちゃんの先天性異常の予防
《タンパク質》
・肉類、卵、大豆製品など
…赤ちゃんやお母さんの体づくりをサポート
《カルシウム》
・乾燥ひじき、干しエビ、ヨーグルトなど
…赤ちゃんの骨や歯の形成、お母さんの腰痛の予防

便秘予防に食物繊維を取ったり、葉酸のはたらきを高めるビタミン類などもとりいれて、3食バランスの良い食事をしっかりとりましょう。

また、以下の食べ物は控えましょう。

  • 生もの
    …刺身、生肉、生卵など
  • アルコール
  • ナチュラルチーズ
  • 脂溶性ビタミンA
    …レバー、うなぎ、あん肝など

また加えて、偏食や甘いものの食べ過ぎには気を付けるようにしましょうね。詳しくは別記事の「知っておきたい妊娠中の食事とルール|おすすめ&NG食品から外食のコツまで」も参考にしてみてくださいね。

次は、この時期のお仕事のポイントをご紹介します。

2-4. 仕事のポイント

妊娠して身体に様々な症状を抱えながら、頑張ってお仕事をしているお母さんたちもいらっしゃるかと思います。

マイナートラブルが増えてきたリ、お腹が大きくなってくるこの時期には、絶対に無理をしないことが大切です。

以下のようなポイントを踏まえて、無理せずお仕事をがんばりましょう。

仕事のポイント
① 休憩時間にはしっかり休む
② 体調が悪くなったら早退や、休憩延長をしてもらう
③ 無理をして立ち仕事をしない
④ 通勤時にはマタニティストラップを

早く帰らせてもらったり、休憩をのばしてもらうことに気後れしてしまうかもしれませんが、法律でも認められていることなので、心配する必要はありません。

通勤時や仕事中には、無理をせずに周りの人に頼ることも妊婦さんには必要なことです。

続いて、妊娠20週目にしておきたいことをご紹介します。

3. 妊娠20週目にしておきたいこと

妊娠3週目にしておきたいことは「歯科検診」「乳頭マッサージ」の2つがあります。

どちらもこの時期から必要なことなので、ぜひ行うようにしてください。では、それぞれについてご紹介していきます。

3-1. 歯科検診に行く

妊娠中はつわりや食生活の変化などによって、歯磨きがおろそかになったり、虫歯ができやすくなります。

妊娠中の虫歯や歯周病はお腹の赤ちゃんに感染してしまうことがあるので、出産後ではなく妊娠中に歯科へ行くようにしましょう。

歯科検診は、妊娠中期(5~8ヶ月)くらいの安定期に行くのがおすすめです。自分の体調と相談しながら、歯科検診へ行きましょう。

3-2. 乳頭マッサージをはじめる

妊娠20週目あたりから「乳頭マッサージ」を始めましょう。

この時期から乳頭マッサージを始めておくと、産後の母乳育児をスムーズに行うことができます。

乳頭マッサージの方法
① 乳輪に5本の指をあてて乳房を押し込む
② 乳頭が正面を向くようにして乳首の根元をつかみ上下から押す
③ 上下左右からまんべんなく揉みこむ

上記の流れを一般的には3秒程度、乳首が固いようであれば5~10秒ほど行いましょう。

入浴時など、1日1回行うようにするのがおすすめです。無理せず、痛みを感じない程度に継続していきましょう。

最後に、お父さんや周りができることについてご紹介します。

4. お父さんや周りができること

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この時期、お母さんは身体的にも精神的にもストレスを抱えやすい時期です。

  • お母さんの話を聞いてあげる
  • 普段している家事や買い物などに協力する

…などして、お母さんの負担を減らしてあげるようにしましょう。

運動不足にならないように一緒にウォーキングしてあげたり、赤ちゃんも少しずつ外の音が聴こえはじめるので、一緒に話しかけてあげるのも良い時間になりますよ。

5. まとめ

今回は、妊娠20週目の赤ちゃん、お母さんの状態や、生活習慣についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この時期についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

マイナートラブルや、妊娠や出産に対する不安など様々あると思いますが、まずは無理せずに生活を送っていくことが大切です。

元気な赤ちゃんに会うためにがんばっていきましょう!