慣れない体調の変化にとまどう妊娠初期。だんだんと落ち着いてくるのが妊娠4ヶ月目頃です。

少しずつつわりも治まってきた、という妊婦さんも多いのではないでしょうか。

今回はこの妊娠4ヶ月目に注目して、

  • 妊娠4ヶ月目の赤ちゃんとお母さんの体の変化
  • 妊娠4ヶ月目の過ごし方と注意点
  • 妊娠4ヶ月目にしておきたいこと

…などを中心に、詳しくご紹介していきます。

長いようであっという間の妊娠期間。4ヶ月目の状態を知って、過ごし方の参考にしてみてくださいね!

1. 妊娠4ヶ月目の様子と変化

妊娠初期と呼ばれる期間の最終月である妊娠4ヶ月目(12週目〜15週目)には、赤ちゃんの様子にもお母さんの様子にも、目で見て分かるような大きな変化が現れ始めます。

そんな妊娠4ヶ月目について詳しく見ていきましょう!

1-1. 妊娠4ヶ月目の赤ちゃん

4ヶ月目には胎盤が完成し、赤ちゃんはへその緒を通じて酸素や栄養を補給、老廃物などをお母さんに送り返す環境が整います。

手足や器官がほぼ出来上がり、骨や筋肉が発達してくるため動いている様子が見えることもありますよ。

週ごとの赤ちゃんの特徴
◆ 12週目
・大きさ(CRL):60~70mm
・体重:15〜20g
・消化器官が機能し、羊水を飲んで排泄するようになります。
◆ 13週目
・大きさ(CRL):70~80mm
・体重:20〜25g
・手をグーパーと動かせるようになります。
◆ 14週目
・大きさ(CRL):80~100mm
・体重:25〜60g
・首がしっかりして顔の向きを変えられるようになります。
◆ 15週目
・大きさ(CRL):100~130mm
・体重:40〜100g
・骨や筋肉が急成長し、手足を動かせるようになります。

この1ヶ月間の赤ちゃんの成長は急ピッチ!身長は2~3倍にもなり4ヶ月目の終わりには約150mm、体重は約120gに。

外性器もエコーで見え、一般的な性別判断はまだ先ですが、赤ちゃんの向きによっては早めに性別の確認ができることも。

また、この時期には脳が機能し始め、お母さんの感情を感じ取れるようになると言われています。なるべくストレスを減らしてのんびり過したいですね。

この時期は成長差も大きくなりやすいので、違いに悩まなくても大丈夫ですよ!

1-2. 妊娠4ヶ月目のお母さん

安定期に入るまでもう少し!妊娠4ヶ月のお母さんは体調が徐々に落ち着いてきます。

つわりが軽くなると同時に食欲が出て、急に体重が増えてしまうお母さんも多いので要注意。

妊娠した日から続くだるさや熱っぽさも、胎盤完成と共に基礎体温が下がってくるため、このタイミングで日常生活が少し楽になりますよ。

そのほか、この時期のお母さんに表れる変化をまとめました。

期間 症状
12週目 ・おなかが少しふくらみはじめる
・つわりが治まってくる
・イライラし情緒不安定になることがある
13週目 ・むくみやすくなる
・体重が増えやすくなる
・貧血気味になる
14週目 ・基礎体温が下がってくる
・便秘がちになる
・おりものの量が増える
15週目 ・おなかが大きさが目立ってくる
・おなかに張りを感じるようになる
・体調が安定してくる


それぞれの週が気になる場合は各週部分からジャンプしてみてくださいね。

胎盤が出来て赤ちゃんへの栄養補給がしっかり安定してくると、流産の心配も初期に比べると少なくなります。とはいえ、急に無理はせず、バランスのとれた食事と心地よい生活を続けましょう

◆ 腰痛に気を付ける

赤ちゃんが大きくなり始めると同時に、腰痛を感じ始めるお母さんも増えてきます。

腰まわりの血行を良くし、骨盤ベルトでサポートすることが予防に効果的。ヨガやストレッチも有効ですが、この時期はまだ控えましょう!

続いて、この時期に気を付けたいトラブルについてご紹介します。

2. 妊娠4ヶ月目のトラブル

4ヶ月目になると妊娠初期のトラブルや心配は落ち着いてきますが、赤ちゃんの成長と共に新たな変化が起きてきます。

ここからは、4ヶ月目に気をつけたいトラブルを3つ見ていきましょう。

トラブル① 後期流産

妊娠12週以降22週未満の流産は「後期流産」と呼ばれ、確率的には流産全体の10%ほどと言われています。

初期より心配は減ってくるものの、危険な兆候を見逃さないよう健診は必ず受け、度重なるおなかの張りや出血がある場合は病院へ。

トラブル② 切迫流産

切迫流産とは、流産寸前の状態のことです。安静に過ごすなどの正しい対処をすることで、赤ちゃんは成長を続けてくれる可能性があります。

切迫流産の予防
・重いものを持つことや激しい運動は避ける
・ストレスを溜めない
・度重なるおなかの張りや出血があった場合は病院に

出血や、下腹部痛・張りを周期的に感じる場合はすぐに医師へ相談を。

トラブル③ 鉄欠乏性貧血

妊娠すると血液が薄まるうえ、栄養は赤ちゃんへ優先して送られるため、お母さんのからだに必要な鉄分が不足して貧血になりやすい状態に。

めまいや動機、疲れやすいなどの症状には注意してくださいね。

鉄欠乏性貧血の予防
吸収しやすいヘム鉄(レバー・卵黄・しじみ…など)を積極的に摂る
非ヘム鉄(ひじき・小松菜・油揚げ…など)はビタミンCと一緒に摂る
・食事中は、鉄分の吸収を妨げるコーヒー・緑茶 などは避ける

食事で十分に摂れない場合、効果的な鉄剤やサプリもありますが必ずお医者さまに相談を!鉄分が摂取できるサプリについては、別記事「おすすめ鉄分サプリ9選|鉄分不足に効く選び方から貧血改善のコツまで解説」でご紹介しています。

症状がひどい場合には、病院で鉄剤を処方してもらいましょう。

続いては、妊娠4ヶ月目の過ごし方についてご紹介します。

3. 妊娠4ヶ月目の過ごし方

4ヶ月目になるとだんだんと体調が落ち着いてくるため、つい食べ過ぎたり、急に動いたりしてしまいがち。

安定期前とはいえ無理は禁物です。妊娠初期症状が軽くなる今こそゆったりとマタニティライフを過ごせる時期ですよ。

ここからは、

など、妊娠4ヶ月目に意識しておきたい過ごし方について解説していきます。

3-1. 妊娠4ヶ月目の妊婦検診

妊娠4ヶ月目から7ヶ月目に入るまでの間は月に1回の健診になります。

妊婦健診に必要な持ちもの、内容、健診を受けやすい服装について見ていきましょう。

◆ 妊婦健診の必須4アイテム

・母子健康手帳
・診察券
・公費補助券
・健康保険証

妊婦健診は保険適用外ですが、健康保険証は必要になる場合もあるので必ず持っておきましょう。

また、検診時に先生に質問したいことをまとめておいたり、書きとめたりするためにメモや筆記用具があると便利ですね!

◆妊婦検診の内容

・経腟超音波(エコー)検査
…子宮全体の大きさ、卵巣の状況を把握するために膣内から撮影
・経腹超音波(エコー)検査
…妊娠4ヶ月目頃になると、おなかの上から機械をあてて広範囲に診るエコーに切り替わります
・体重・血圧測定
・尿検査
・血液検査(必要に応じて)
・問診・内診

たとえ不調を感じていないとしても、妊婦検診は定められた回数を必ず受けることが重要です。

異常を見逃さないためだけでなく、妊娠中の不安やトラブルなど生活のアドバイスをもらう貴重な機会でもありますよ。

また妊婦健診での服装は、以下を参考にしてみてくださいね。

  • 経膣エコーの場合
    …フレアスカートが◎。
    パンツならゴムがゆるく脱ぎ着しやすいものを。
  • 経腹エコーの場合
    …上下セパレートタイプで、ウエストはゆるいゴムのもの。

ボトムスとショーツを脱いで診察を受けることが多い「経膣エコー」と、おなかを出して診てもらう「経腹エコー」とでは服装も変わってきますよ。

続いては、日常生活で気をつけることについてご紹介します。

3-2. 日常生活で気をつけること

次に、妊娠4ヶ月目の日常生活を快適に送るために、特に意識しておきたいポイントをご紹介します。

① 急にアクティブになりすぎない

気分が良くなり動けるようになったからといって、急にあれもこれもできる気がしてしまうのが、妊娠4ヶ月目の注意点。

まだ安定期とは言い切れない時期です。今は楽しみを計画するにとどめて、家事や仕事もできる範囲で徐々に行いましょう

過ごし方のコツ
・常にスローテンポを心がける
・重いものを持たない
・ものを拾う時は片膝を床についてゆっくりと
・おなかの張りや腹痛を感じたらすぐ休む

② ストレスを溜めない

この時期になると、赤ちゃんがお母さんのストレスを感じとれるようになると言われています。ストレスを感じた時に分泌されるホルモンが赤ちゃんに影響を与えるという研究結果も。

自分のためにも赤ちゃんのためにも、できるだけストレスを減らし、上手に発散する術を見つけましょう。

先輩ママたちおすすめストレス解消法
・家族や友人と思いっきり話す
・ゆったりと深い深呼吸をする
・公園や緑の多いところを歩く
・映画やドラマに没頭して笑う・泣く
・眠りたいだけひたすら眠る
・かわいい赤ちゃんグッズのカタログを眺める

③ 肌荒れに気をつける

妊娠中は皮膚トラブルが起こりやすい状態ですが、特に多いのが4ヶ月目のこの時期。

胎盤を作るために大量に分泌される女性ホルモンがお肌に影響してきます。

肌荒れの予防
・お肌を清潔に保つ
・ストレスを溜めない
・代謝を促すビタミンB群や炎症を抑えるビタミンCを積極的に摂る

胎盤が完成してしまえばホルモンの分泌量も減って症状も落ち着いてきますので、落ち着いて普段からのケアを欠かさずに行いましょう。

調子が悪い時には、肌に優しくたっぷり保湿できる化粧品がおすすめ。詳しくは、「肌荒れを治す4つの方法|自分の肌荒れタイプに合ったケアでしっかり改善」も参考にしてみてくださいね。

この他のポイントについては、それぞれ詳しく説明していますので参考にしてみてくださいね。

続いては、妊娠中の食事のポイントについてご紹介します。

3-3. 妊娠中の食事について

この時期からは胎盤を通じてお母さんから送られる栄養が赤ちゃんの成長に大きくかかわるため、食生活がますます大事になってきます。

栄養を意識しつつ、食べられるものから徐々に食生活を整えていきましょう。

積極的に摂りたい栄養
・タンパク質
肉類・魚介類・大豆製品・卵など
・カルシウム
乳製品・ひじき・干しえびなど
・鉄分
レバー・しじみ・小松菜など
・葉酸
菜の花・ブロッコリーなど

その他ビタミン類や食物繊維と合わせて、上記のような栄養素や食材をバランスよくとっていきましょう。

また食べ方のポイントは以下の通りです。あてはまるものをチェックしてみてくださいね。

  • まだつわりが続いている人
    …食べられるものを少しずつ摂る

    …栄養補給を意識し、栄養価の高いゼリー飲料などを利用する
    …脱水、貧血や便秘予防のためにも水分補給を欠かさない

  • つわりが落ち着いてきた人
    …体重管理を始める
    …好きなものだけに偏らずバランスの良い食事を意識する

つわりは個人差が大きいもの。15週目でまだ続いているとしても心配はいりません。もう少ししたら治ってきますのでがんばりましょう!

妊娠中の上手な食事の摂り方については、「知っておきたい妊娠中の食事とルール|おすすめ&NG食品から外食のコツまで」でくわしく紹介されていますので参考にしてみてくださいね。

続いては、この時期の仕事のポイントについてご紹介します。

3-4. 仕事のポイント

妊娠中のお仕事は、個人の体調だけでなく職場の環境やお仕事内容によっても、続けるかお休みするかの判断が変わってきます。

妊娠4ヶ月目に入ると、つわりなど妊娠初期症状もだんだんと落ち着いてくるとはいえ、立ち仕事やハードな勤務状態を続けることはリスクを伴うもの。

ここからは、妊娠4か月目の妊婦さんにとって、

  • 負担が大きい作業
  • 会社で利用できる制度

について、見ていきましょう。

万一、下腹部の張りや出血などの心配があればすぐ休めるよう、職場の関係を築いておけると安心ですね。

負担が大きい業務
・重い荷物を取り扱う
・外回りなどの長い歩行が必要
・販売など連続的な立ち仕事を伴う
・頻繁に階段を昇り降りする
・腹部を圧迫するような無理な姿勢が続く
…など

このような業務を避けるために、妊婦さんが利用できる以下のような公的制度があります。

会社で利用できる制度
◆ 保健指導・健康診査を受けるための時間の確保
妊婦さんには通院休暇をとる権利があります。上手に活用して時間を確保しましょう。

・妊娠23週までは4週間に1回
・妊娠24週から35週までは2週間に1回
・妊娠36週から出産予定日までは1週間に1回
◆ 医師からの指導を守るための措置
医師から健康上の指導があった場合は、会社に対処してもらう権利があります。

・妊娠中の時差通勤、勤務時間の短縮…など
・妊娠中の休憩時間の延長、休憩回数の増加…など
・妊娠中の作業の制限、休業…など
◆ 妊婦の軽易業務転換
仕事の負担が大きい場合、他の業務に変えてもらうことができます。
◆ 妊産婦の時間外労働、休日労働、深夜業の制限
請求すれば、時間外労働、休日労働又は深夜業をする必要はありません。

医師からの指導内容をスムースに会社に伝えるためには「母性健康管理指導事項連絡カード」を使うと便利ですよ。

こちらは母子手帳からのコピーや、厚生労働省のホームページから入手できます。

【母性健康管理指導事項連絡カード】

このように、男女雇用機会均等法や労働基準法によって守られている妊婦さんの権利は心強いものですが、いずれも具体的な改善策については職場の方とよく相談しましょう!

次に、妊娠4ヶ月目にしておきたいことについてご紹介します。

4. 妊娠4ヶ月目にしておきたいこと

さまざまな体調の変化に悩まされる妊娠初期も、4ヶ月目になればもう安定期目前!からだが動くようになったらしておきたいことを、今のうちから計画しておきましょう。

妊娠4ヶ月目にしておきたいこと
◆12週目
・おなかが大きくなる前に美容院に行っておく
・妊娠線予防のケアを始める
詳しくはこちら
◆13週目
・マタニティウエアの準備を始める
・マタニティスポーツの検討を始める
詳しくはこちら
◆14週目
・里帰り出産を考えてみる
・安定期にしておきたいことをリストアップする
詳しくはこちら
◆15週目
・前期の母親学級に参加してみる
・「戌の日」の予習・計画をする
詳しくはこちら

この中でも、特にポイントなることを具体的に見ていきましょう。

4-1. 妊娠線予防ケアを始める

一度出来てしまうと消すことが難しい妊娠線。おなかが大きくなり始める妊娠4ヶ月目くらいから予防を始めておくことがおすすめです!

◆ 妊娠線とは?

大きくなったおなかに出来る亀裂のような線のこと。
急な皮ふ表面の伸びに真皮や皮下組織がついていけず起こる現象です。

個人差の大きいものですが、おなかの他にも胸やお尻、太ももなど脂肪がついていて、皮ふが伸びる場所に出来やすいと言われています。

妊娠線予防のポイント
◆ 気をつけること
・急に太らない(急に皮ふを伸ばさない)
・水分不足にならない
・皮ふを乾燥させない
◆ ケア用品の選び方
保湿力や浸透力が高く、低刺激のものを選びましょう。
クリームやオイルがポピュラーです。
◆ ケアの方法
・からだが温まり潤っているお風呂上がりのマッサージがベスト
・マッサージは、円を描くように優しくゆっくりと行う
・下腹部やお尻など自分では見えにくい場所にも丁寧にぬる

出来てしまってからでは遅いので早めに予防を始めましょう。ただし、無理な体勢や強すぎるマッサージはNGですよ!

アイテムの選び方については、「おすすめの妊娠線クリーム9選|しっかり予防するための正しい使い方と選び方」こちらも参考にしてみてくださいね。

4-2. マタニティウェアの用意

赤ちゃんの成長とともに、お母さんのからだにも目に見えて変化が現れてきます。着ているものがおなかの成長の妨げにならないよう、マタニティウエアの準備を始めましょう。

ここでは、便利なマタニティウエアの種類や役割、選び方をご紹介していきます。

◆ マタニティウエアとは?

妊娠中のからだの変化を妨げず、おなかの赤ちゃんとお母さんのからだを優しくサポートしてくれる下着や洋服のこと。機能や素材などに配慮し、ただサイズが大きいだけではない役割を持っています。

マタニティインナー
産後の授乳期にも役立つものがおすすめです!

◆ マタニティブラ/ハーフトップ
…ワイヤーがなく、バストのサイズアップに対応する伸縮性の高いもの
◆ マタニティキャミソール
…吸汗性に優れ、ブラなしで楽に着られるカップ付きのもの
◆ マタニティショーツ
…おなかの上まですっぽり包み込み、冷えや圧迫から守ってくれるもの
◆ 妊婦帯/ガードル
…おなかを支えて安定させ、腰痛や冷え対策としての機能も高いもの
マタニティウエア
必ず全て揃えなくてはいけない訳ではなく、大きくなるおなかに対応できるものであれば○。まずはボトムスから揃えるのがおすすめです!

◆ ボトムス
・ウエストがゴムやニットなどで伸縮性が非常に高く締めつけないもの

◆ トップス/ワンピース
・おなか周りをカバーするゆったりと丈が長めのもの

◆ マタニティタイツ/レギンス
・伸縮性が高く肌にやさしい素材で、おなかや足の冷え対策になるもの

選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

できるだけ手持ちの洋服を活用したい!という方には、妊婦さん用のアジャスターも販売されているので利用してみる価値ありですよ!

4-3. 「戌の日」の計画を立てておく

安定期に入ると「戌の日」という妊娠中の一大イベントが待っています。

いつどこに誰と行くべきか、マナーは服装は?など考えることは意外とたくさん!妊娠4ヶ月目に入り体調が落ち着いてきたら、今のうちに計画を立てておきましょう。

◆ 戌の日とは?

十二支の11番目(戌)にあたる、12日に一度めぐってくる日が戌の日です。
「戌の日の安産祈願」とは、ちょうど妊娠5ヶ月目最初の戌の日にお参りする風習のこと。

戌の日のポイント
◆ いつ行くか
妊娠5ヶ月目最初の戌の日(帯祝いの日)に行くのが良いとされていますが、絶対にその日でなくとも問題ないので体調を優先しましょう。
◆ 誰と行くか
特に厳格な決まりはないので、夫婦2人でも、両親や友人でも、一緒に祈願してくれる方と行きましょう。
当日、妊婦さん本人が体調不良などで行けない場合は代理の方にお願いしても大丈夫ですよ。
◆ どこへ行くか
水天宮など安産祈願で有名な神社やお寺がおすすめです。
予約は必要ないところが多いですが、日によってはとても混み合うため体調に気をつけましょう。
◆ 何をするか
初穂料を納めてお祓いとご祈祷を受けます。腹帯を持参しても良いですが、場所によっては制限があるので事前に確認しましょう。
◆ 初穂料の目安
神社によって異なりますが、5,000円〜10,000が一般的です。基本的には「蝶結びの水引き」ののし袋に入れてお渡しします。
◆ 何を着て行くか
シンプルなワンピースやスーツなど、普段よりややきちんとした印象の服装がおすすめです。妊婦さんはからだに負担のないものが優先ですが、カジュアル過ぎたり露出の多い服装はNGです。

「戌の日」は日本独特の風習ではありますが、この時期から腹帯やガードルを着用することはとても良いタイミング。妊婦さんのおなかを温め、赤ちゃんを安定させる意味があり、とても理にかなっているんですよ。

戌の日のお参りをきっかけに、冷えや腰痛対策のためにも腹帯を取り入れましょう。

最後に、お父さんや周りができることについてご紹介します。

5. お父さんや周りができること

妊娠初期にはつわりで動けず、家事や身のまわりのお世話を家族に頼ることも多かったのでは?

妊娠4ヶ月目になると、からだが少し楽になる分いろいろなことを考える余裕が出来て急に不安になったりします。ホルモンの関係で情緒不安定になってしまうことも。

妊娠中に助けが必要なのは身体的なことだけではありません。

ここではちょっと趣向を変えて、4ヶ月目の妊婦さんが必要とする「心のサポート」にスポットを当ててみたいと思います。

お父さんや周りができること
◆ 理解を深める
ここまでも見てきたように、妊娠中はからだの変化と共に辛いことや不自由なことも日々変わってきます。お父さんも一緒に理解を深めてサポートしてあげましょう。

…具体的には、
・産婦人科へ一緒に行く
・おなかの赤ちゃんやお母さんのからだの変化を学ぶ
◆ 安心感を与えてあげる
情緒不安定な時には良き理解者が必要。妊娠の喜びにも不安にも一緒に向き合い、お父さんに共感してもらうことが何より心強い支えとなります。

…具体的には、
・何事にも向き合って話を聞いてあげる
・安定期に入ったらできるレジャーやショッピングなど、先の楽しみを話し合う

この他、

  • ​家事のサポート
  • 足腰のマッサージ

…など、身体的なサポートはもちろん、お父さんには妊娠中の気持ちや過程も共有してもらって、一心同体で支えてほしいですね!

6. まとめ

いかがでしたか?

妊娠4ヶ月目は目に見えるからだの変化も大きく、改めて赤ちゃんの存在を実感できる時かもしれません。

最後に妊娠4ヶ月目のポイントをまとめると以下のようになります。

妊娠4ヶ月目のポイント
・おなかの赤ちゃんの形はより人間らしさが増す
・お母さんのつわりは少しずつ落ち着いてくる
・後期流産や貧血に要注意
・妊婦検診は月に1回に
・体重の管理を始める
・仕事状況を見直す
・妊娠線予防のケアを始める
・お父さんには心のサポートも強化してもらう

気になった項目は是非参考にしてみてくださいね!また、妊娠4ヶ月目についてもっと知りたい方は以下の記事もチェックしてみてくださいね。

長いようであっという間の10ヶ月。おなかの赤ちゃんと一体でいられる日々は何にも代えがたい貴重な時間です。

だからこそ、その時々に適した過ごし方を知って、幸せな妊娠生活を送ってくださいね。