目立つシミを消したいときは、美白コスメを使ってこつこつシミを薄くするよりもレーザーで一気にシミを取りたいという人も多いですよね。

ただ「レーザーの値段って高いの?」「術後はどれくらい安静にすべき?」など、わからないことも多いはずです。

そこでここでは、

  • レーザーで取れるシミの種類
  • レーザーのタイプと相場
  • いいクリニックの見つけ方

など、シミのレーザー治療について詳しく解説していきます。

美白コスメを使うよりも、レーザーでシミを取ったほうがおトクに済むケースもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 美容レーザーで効果を得られるシミ

「シミ」とは、顔などにできる茶色っぽい斑点で、医学的に見ると6種類に分けることができます。

シミは種類によってレーザー治療で消せるものと消せないものがあるため、まずは自分のシミがどの種類なのかをチェックしてみましょう。

≪レーザー治療と相性のよいシミ≫
・老人性色素斑
…主に紫外線が原因でできる、最も多いタイプのシミ。顔や腕、手の甲などにできる。
・そばかす(雀卵斑)
…遺伝によるものが多い。紫外線で濃くなったり増えたりする。
・脂漏性角化症
…イボ状のポツンとしたシミで、徐々に分厚くなる。
・花弁状色素斑
…背中や肩、胸元にできる。紫外線が原因なことが多い。
≪レーザー治療に向かないシミ≫
・炎症性色素沈着
…ニキビ跡や傷跡、虫刺され跡がシミになったもの。
・肝斑(かんぱん)
…頬骨あたりに左右対称でぼんやりできるシミ。

自分のシミがどのタイプかわかりましたか?

いま気になっているシミがレーザーに効果的なシミの場合は、このまま記事をチェックしてみてくださいね。

レーザー治療に向かない「炎症性色素沈着」や「肝斑」には、ハイドロキノンなどの美白化粧品が有効ですので、別記事の「薬局やデパートで買えるハイドロキノン配合の美白化粧品16選」をチェックしてみてください。

次からは、レーザーの種類や気になる費用をご紹介していきます。

2. レーザー治療の種類と相場

ここでは、シミ治療に使われている主なレーザーを6つ紹介します。価格や痛み・回数などから、自分に合ったものを探してみてくださいね。

2-1. YAGレーザー

2種類の波長を使い分けることで、表皮・真皮のどちらにあるシミもしっかり破壊できるレーザーです。

基本的には1回の施術で治療が終わりますが、1週間患部に絆創膏を貼っておく必要があるため気をつけましょう。

詳細情報
・消せるシミ:
…老人性色素斑(シミ)、そばかす、太田母斑
…タトゥー除去にも使われる
・価格:
1cm四方のシミで30,000円前後(価格差あり)

・刺激
肌にゴムをはじくような刺激

光線過敏体質・妊娠中・授乳中、照射部分に皮膚疾患がある方、ペースメーカーを装着している方は照射できません。

2-2. Qスイッチルビーレーザー

皮膚の深いところに集中的に照射できる、濃いシミに効果的なレーザーです。

治療後は1日1~2回軟膏を塗ってから、ガーゼなどで保護する必要があります。最終的にシミが取れるのは手術から1週間~10日ほどです。

詳細情報
・消せるシミ:
…比較的広範囲なシミやあざ、そばかす、茶あざ、黒あざ、脂漏性角化症、花弁状色素斑
…先天性の薄青いあざにも有効
・価格
…大きさやクリニックにより価格差あり。
…2mm以下3000円の湘南美容外科や、5mm以内5000円のシロノクリニックなど
・刺激:
肌にゴムを弾くような刺激

かんぱんに施術すると逆に濃くなってしまう可能性があるほか、光線過敏・皮膚炎症・妊娠中の方は施術不可なので気をつけましょう。

2-3. フォトRF

メラニンに反応して効果を発揮する光を利用するレーザーです。正常な組織を傷つけにくく肌に優しい、自由診療の治療法のひとつです。

2~3週間あけて数回照射するので、治療期間は長くなります

詳細情報
・消せるシミ:
そばかすを中心に、赤みやくすみにも有効
・価格:
4回で10000円ほどのクリニックや1回で35000円のところも。光の強さや、レーザーを打つ回数(ショット数)によりまちまちです。
・刺激:
チクチクした痛み

保険が適用されない治療のため、費用や回数をよく確認してから施術を行いましょう、

2-4. フォトフェイシャル

様々な周波の光を顔全体に当てていく治療法で、ダウンタイム(施術後から回復までにかかる時間)がほとんどないという特徴があります。

「顔全体」か「両頬のみ」かで価格が異なるため、施術前によく確認してみてくださいね。

また、繰り返し数回照射することで効果を実感できる治療法のため、回数によって割引コースや1回目トライアル価格のあるクリニックを探してみましょう。

詳細情報
消せるシミ:
そばかす、くすみ、炎症性色素沈着など
・価格:
顔全体で1回16000円ほど。(価格差あり)
・刺激:
レーザーに比べて痛みはほぼない

妊娠中の方や、アトピーがあると治療ができないのでご注意下さい。

2-5. レーザートーニング

非常に弱いパワーの光を当てていく方法で、今までレーザー治療が不可と言われていたかんぱんにも使用できます。

さらに、コラーゲンの生成を促してくれるので、ハリやキメの改善も望めるうえ、施術直後からメイクが可能なのもポイントです。

詳細情報
消せるシミ:
かんぱん、色素沈着、くすみなど
・価格:
1回37000円のところもあれば3回16000円ほどのところもあります。価格差がもっともある治療法かもしれません。
・刺激:
痛みはあまり感じません

先生との相性でクリニックを決めるのもいいかもしれません。

2-6. 炭酸ガスレーザー

「炭酸ガスレーザー」で患部を除去していく治療法です。

局所麻酔ををかけてから治療を行うため、麻酔をかけるときの痛みしかなく、ほとんどの場合1回の施術で綺麗にとれます

治療後1週間~10日は塗り薬と絆創膏を貼る必要があります。

詳細情報
・消せるシミ:
脂漏性角化症をはじめとした様々なシミ
・価格:
~9mmで4500円ほどで施術可能なクリニックあり
・刺激:
麻酔時に注射の痛みがあるが、その後はなし

盛り上がったしみなどに利用する方法ですが、サイズが大きいとレーザーでの対応は難しく、外科的な切除を勧められる場合もあります。

レーザーの種類まとめ

ここまででご紹介したレーザーの種類をまとめました。

レーザーの種類 効果的なシミ
YAGレーザー 老人性色素斑(シミ)
そばかす、太田母斑
Qスイッチ
ルビーレーザー
シミやあざ・そばかす
脂漏性角化症、花弁状色素斑
フォトRF そばかす、赤み・くすみ
フォトフェイシャル そばかす、くすみ
炎症性色素沈着など
レーザートーニング かんぱん、色素沈着、くすみなど
炭酸ガスレーザー 脂漏性角化症をはじめとした様々なシミ


自分のシミの種類や治療の頻度、価格などをいろいろと比較して、自分に合ったレーザーを探してみてくださいね。

次からは、レーザー治療を受けるときのポイントをご紹介します。

3. レーザー治療を受けるときのポイント

ここからは、レーザー治療を受けるときに気になるポイントを、

  • レーザー治療後のダウンタイム
  • レーザー治療におすすめの時期
  • 良いクリニックを見つける方法

というカテゴリに分けてそれぞれご紹介していきます。

3-1. レーザー治療後のダウンタイム

ほとんどのレーザー治療では「ダウンタイム」というお肌を安静にさせる期間が必須です。

ダウンタイム中の施術部分はとても刺激に弱いため、

  • 紫外線対策
  • 保湿ケア
  • 肌色のテープ、塗り薬

などでしっかりケアをしてあげることが大切です。

ダウンタイム中にかさぶたができるタイプのレーザーもありますが、かゆくても掻いてしまったりテープをとらないようにして下さい。

かさぶたが自然に落ちるまでは無理にはがさず、敏感になっているお肌に休息をあげることが大切です。

ダウンタイム中は安静に
ダウンタイムの間も入浴は洗顔は普通にできますが、激しい運動やサウナなどは術後10日間ほど控えましょう

3-2. レーザー治療におすすめの時期

レーザー治療後の施術部分は、紫外線などの刺激にとても弱くなります。

そのため、紫外線が弱まる10月~3月ごろがレーザー治療に適しているといわれています。

それ以外の季節に治療する場合は保湿ケアと紫外線ケアを入念に行い、幹部に刺激を与えないように気をつけることが大切です。

大事なイベント前には余裕をもって
レーザーの種類やシミの大きさにもよりますが、結婚式などの大事なイベントがある場合は、余裕をもって半年~3か月前には施術を始めるようにしましょう。

続いては、良いクリニックの見つけ方をご紹介します。

3-3. いいクリニックの見つけ方

レーザー治療ができるクリニックはたくさんあり、どこに行けばいいか悩みますよね。

そこで、いいクリニックを見つけるためのポイントをまとめてみました。クリニック選びの参考にしてみてくださいね。

いいクリニック探しのポイント
・無理なく通院できる価格か
・アフターケアが充実しているか
・長く経営していて、患者数が多いか
・電話、メールで問い合わせしたときの対応
・ホームページ(価格や通院期間などが分かりやすく明記されているか)
・口コミ
・病院、クリニックの雰囲気

回数がかかる施術の場合は、長く続けられる値段のクリニックを選びましょう。

また問い合わせたときに、

  • 専門用語を並べて分かりにくい説明をしてくる
  • キャンペーンや高額な治療を無理に勧めてくる

といったクリニックもNG。

後者はもちろんのこと、レーザー治療は施術後のアフターケアが重要になるため、大切なことが聞きにくいクリニックはまず選択肢から除外しましょう。

そのときの対応で、お客様を大切にしているかどうかも分かると思います。

次からは、シミに効果的な皮膚科の処方薬をご紹介します。

4. シミに効果的な皮膚科の処方薬

ここでは、皮膚科で処方されているシミに有効的な薬を

  • 軟膏などの外用薬
  • 飲み薬などの内服薬

に分けて、それぞれご紹介します。

◆皮膚科で処方される外用薬

皮膚科で処方される外用薬
・ハイドロキノン軟膏
「お肌の漂白剤」ともいわれる強い薬です。メラニンの生成を抑制します。
・トレチノイン軟膏
ビタミンA誘導体の一種で、ニキビの治療にも用いられます。
ターンオーバーを促し、お肌のハリや潤いを改善することから「お肌の若返り薬」とも言われます。

どちらも経過を見ながら濃度や量を調整する必要があるため、信頼できる医師の指示をきちんと守って使うことが大切です。

◆皮膚科で処方される内服薬

皮膚科で処方される内服薬
・トランサミン(トラネキサム酸)
シミのなかでも肝斑の治療に有効
・ビタミンC
老化防止作用(抗酸化作用)があり、メラニンに働きかけて色素沈着を緩和します。
・ビタミンE
高い老化防止作用があり、血流を改善して代謝を助けます。ビタミンCと一緒に服用することで相乗効果が期待できます。
・L-システイン
ビタミンCと一緒に働いて、メラニンの生成を抑制するアミノ酸の一種です。お肌のターンオーバーを整えて、メラニンの自然な排出を促します。

トラネキサム酸やビタミン類などの内服薬系は、健康保険が適用される場合がありますよ。

どちらも信頼できる医師のもと、用法・用量をまもって使用しましょう。

クールダウン中におすすめの薬
クールダウン中は保湿、紫外線対策はもちろんビタミン類のサプリをとることがおススメです。
クリニックによっては、処方してくれるところもあるようですが、特に処方されない場合はビタミンC,EとL-システインなどを摂って、炎症性色素沈着を防ぎましょう。
※何か常用している薬がある場合には、併用して問題がないか必ず医師に確認を取って下さい。

5. まとめ

ここまで、レーザー治療の概要をご紹介してきましたが、いかがでしょうか?新しいレーザーも年々増え、精度もあがってきています。

デイリーケアに加え、ぜひレーザー治療も検討してみて下さいね。

自宅でできるホワイトニングケアは別記事の、「薬局やデパートで買えるハイドロキノン配合の美白化粧品16選」や「本気でシミを消す方法4選|自宅でできるスキンケアから美容医療まで徹底解説」をチェックしてみてくださいね。